ゼロアグリ 養液土耕&養液栽培ブログ

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補助金について

施設園芸分野においても昭和期から様々な補助事業が農林水産省により組まれ、施設園芸団地の建設などの施設整備面や、新技術の開発や導入などの研究開発面を中心に、施設園芸の発展を下支えして来ました。近年は施設資材費の高騰により、補助金が無くては施設の新設も難しい状況にあると言われています。またスマート農業についての各種補助事業が国や地方自治体において多く取り組まれていることも近年の特徴と言えます。本記事では、補助事業の流れや国の補助事業の概要についてお伝えします。
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シャインマスカット栽培での病害虫防除について

シャインマスカットは農研機構が育成し、平成18年に品種登録され全国的に生産が広がっている品種です。農研機構では、東日本大震災の復興に向けた果樹生産・利用技術の実証研究として、宮城県において行った研究成果を「新技術を導入した 「シャインマスカット」栽培マニュアル」として公表しています。そこでは、省力栽培技術や減農薬防除体系、収獲延長技術、長期貯蔵技術などが開発されており、本記事ではそこで取り上げられた主要な病害虫を中心に紹介します。
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シャインマスカット栽培での潅水施肥について

農研機構で育成されたブドウ「シャインマスカット」は、マスカット香を持ち食味が優れ、種なしで皮ごと食べることができる品種です。これらの特徴が広く消費者に受け入れられ、市場を席巻、根強い人気を持っています
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シャインマスカット栽培での養液土耕栽培、点滴潅水技術について

シャインマスカット栽培は全国に拡大しており、主産地4県(山形、山梨、長野、岡山県)以外でも様々な栽培の取組みがされています。本記事では、シャインマスカットの養液土耕栽培や点滴潅水技術についてご紹介します。
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防除暦について② ー防除暦とIPM、イチゴの例ー

本記事では、施設トマト栽培での例につづき、イチゴ栽培での防除暦と最近の総合防除(IPM:Integrated Pest Management)についてご紹介します。本記事では、長崎県および宮城県の事例について公開された情報をもとにご紹介いたします。
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防除暦について① ー防除暦とIPM、トマトの例ー

農研機構による農業技術事典の病害虫防除暦の項では、病害虫防除について二つの方式を示しています。 本記事では、施設トマト栽培を例に防除暦と最近の総合防除(IPM:Integrated Pest Management)との関係などについてご紹介します。
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隔離床栽培、袋培地栽培について

隔離栽培と同様に土壌病害の抑制を目的とした栽培方法として、ベッド状の栽培槽を用いた隔離床栽培があります。また、発泡容器に培地を詰めたトロ箱栽培、培地をバッグで包んだ袋培地栽培など、同種の様々な栽培方法もあります。これらで用いる培地は土壌、有機質培地、人工培地やそれらのブレンドであったりします。また潅水チューブや点滴チューブにより液肥潅水を行い、養液栽培として扱われることもあります。これらの具体的な内容や特徴についてご紹介いたします。
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ニラ栽培での病害虫対策

藤澤秀明氏による「ニラの安定多収栽培」では、育苗から定植までの管理、定植後から収穫までの管理、収獲開始から収獲終了までの管理に分け、具体的な管理が記されています。これらの栽培ステージ別病害虫対策について概要を紹介します。
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ニラ栽培の動向と潅水施肥管理について

ニラは北海道から九州まで全国的に栽培され、また加工・業務用途としても生鮮用途としても年間を通じて安定した需要がある作物です。
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ニラ栽培での少量多潅水、日射比例潅水について

ニラ栽培が盛んで、単収も全国トップクラスの高知では、従来法の頭上潅水に加え、点滴チューブを用いた潅水も行われています。本記事では、少量多潅水や日射比例潅水など、ニラ栽培での新技術でもある潅水方法についてご紹介します。
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よしよし畑様(兵庫県加西市・中玉トマト)|品質も収量も犠牲にしない、新しい都市近郊農業のモデルを先端技術で作る!新規就農者も必読の農業経営ノウハウ

都市近郊農業に可能性を感じて起業。5年前(2018年)に兵庫県加西市に移り住んで、農業を始めました。「よしよし畑」は、美味しい野菜で食べてくれる人を幸せにすることにフォーカスし、食べてくれる人・育つ野菜にとって「よしよし」という想いを込めています。 先端技術を活用し、トマトを栽培しています。 最小限の時間で最大限の売上を作るにはどうしたら良いか、という視点もこれからの農業の未来には必要だと思っています。 面積が広い方はもちろん、面積あたりの売上が大きい人も、ゼロアグリのような先端技術が役に立つ可能性は高いと思います。
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自動収穫ロボットの開発について

野菜栽培の作業の中で収穫は多くの割合を占め、生産コストにおける比率も高いものがあります。また収穫は適期が限られていることが多く、集中的な作業が求められることもあり、遅延した場合には収穫ロスの他、他の作業への影響も考えられます。自動収穫ロボットは、人手不足の中での収穫作業の機械化・省力化や、生産コストの低減などを目的に開発されています。本記事では特に機械化や自動化が遅れている施設野菜栽培の分野において、様々な品目向けに開発されている自動収穫ロボットについてご紹介します。
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生育予測・収量予測について 
ー作物別の収量予測と様々な予測技術ー

農業生産は日射量や温度などの気象要因に大きく左右され、計画的な生産を行うにはそうした外的要因を考慮する必要があります。一方で内的要因である栽培技術や作物の管理方法などにより、生育や収量への影響も大きく現れます。こうした様々な要因を踏まえ、近年様々な研究や実装が進む生育予測・収量予測について作物別にご紹介します。また、研究開発中のものも含め、様々な予測技術についてご紹介いたします。
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アスパラガスの養液土耕栽培について
‐アスパラガス栽培での潅水と養液土耕栽培の実際‐

アスパラガスは肥料を好む作物ですが、同様に潅水による水分補給も多く必要とします。そのため養液土耕栽培技術の適用場面も多くあるものと考えられます。本記事では、潅水と養液土耕栽培の実際について紹介します。
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アスパラガス栽培での施肥について

アスパラガス栽培の年間の生育ステージでは、養分吸収量や施肥量にも変化がみられます。本記事ではアスパラガスの養分吸収特性と生育ステージに応じた施肥についてお伝えします。
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イチゴの電照栽培について

イチゴの促成栽培では、日照時間が短い冬期に草勢が低下しやすいため、電照栽培による草勢維持と収量確保をはかる技術が定着しています。国内では各地で様々な品種が栽培されており、最近の品種では必ずしも電照栽培が必要ではないものもありますが、多くの品種と産地で電照栽培が取り入れられています。本記事では電照栽培の仕組みやポイントなどについてお伝えします。
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飽差について

飽差は、空気中に含まれる水蒸気の程度を表す指標の一つで、今以上に水蒸気をどの程度含むことができるかを示すものです。ハウス空間内では、土壌面や葉面からの蒸散や、換気によるハウス内外の水蒸気の出入り、それに散水やミストの噴霧による水蒸気の発生など、様々な水蒸気の変動があり、時々刻々と変化をしています。さらにそれらは日射による温度変化の影響も受けることもあります。またハウス空間内の水蒸気は作物の蒸散にも影響を与え、さらに水蒸気の多寡により病害発生への影響もあるため、注意深く管理する必要があります。本記事では、ハウス空間内での飽差を含めた水蒸気の状態の把握や調整、栽培管理における観点などをご紹介します。
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微量要素について

作物にとって生育に必要な元素を要素と呼びます。要素には17元素があり、うち作物の吸収量が多い物を多量要素と呼び、作物内での構成割合が多い順に、炭素、酸素、水素、窒素、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、硫黄の9元素があげられます。炭素、酸素、水素は、空気や水を源として吸収可能ですが、他の元素は土壌から肥料の形で吸収され、そのための施肥が必要になります。多様要素の作物体での構成比率は数10%~0.1%程度と幅があります。
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キュウリの養液栽培について②

本記事では、「キュウリの養液栽培について①」に続き、さまざまな養液栽培の方式や特徴についてご紹介いたします。
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キュウリの養液栽培について①

キュウリの養液栽培の事例はトマトやイチゴなどに比べると少なくはありますが、様々なバリエーションがあります。本記事では主要な方式や事例について紹介いたします。
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トマトの養液栽培について②

本記事では、「トマトの養液栽培について①」に続き、さまざまな養液栽培の方式や特徴についてご紹介いたします。
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トマトの養液栽培について①

トマトの養液栽培には栽培方式や栽培目的に応じ様々な形態があり、一言で表すことは難しいものです。また数ha規模の大規模植物工場施設から、10a単位の個人経営施設まであるのがトマト養液栽培の特徴です。本記事では羅列的になりますが、これら形態や特徴についてご紹介いたします。
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イチゴの施肥|土耕・高設栽培における施肥方法を解説

イチゴは全国で様々な品種が栽培され、栽培方法も土耕栽培、高設栽培(有機質培地、人工培地)にわかれ、また近年では夏イチゴの栽培も需要に応じ行われています。本記事では、一般的なイチゴの施肥の考え方について、例を交えてご紹介いたします。
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トマトの施肥|養分吸収の特性から生育ステージごとの施肥調整まで

トマトは様々な作型や品種があり、実際の収量や品質にも大きな違いがあります。そのためトマト栽培をひとくくりで現すのは難しいものですが、本記事では一般論として、トマトの施肥についてご紹介いたします。
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みどりの食料システム戦略が描く将来と今後の動向

農林水産省では、SDGsや環境を重視する国内外の動きに対応し、持続可能な食料システムの構築に向けた長期戦略として「みどりの食料システム戦略(以下文中では、みどり戦略)」を策定しました。2050年に向けた非常に長い取り組みと言えますが、本記事ではみどり戦略が描く将来、および今後の動きについて化学肥料節減も踏まえお伝えします。
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村上農園様(北海道京極町・トマト)|ゼロアグリ導入により省力化、面積拡大へ!短い栽培期間でも収益向上を実現する取り組み

会社をやめて就農して10年になります。代々家は農家をやっていて畑作が中心だったのですが、出戻ってきた時に僕はトマトをやろうと思い、まずはハウス1棟から始めました。2017年にここにハウスを6棟たてて、2018年からゼロアグリを導入しました。今は更にハウスが2棟増えて合計8棟でトマトを栽培しつつ、ブロッコリーやスイートコーンなどの畑作もやっています。
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固形肥料と液肥の違いとは?使い分け方も解説

肥料には様々な種類があり、養液土耕栽培では潅水チューブを通じて液肥を施用します。養液土耕栽培に対し従来の土耕栽培では、元肥(もとごえ)に固形肥料を、追肥に固形肥料や液肥を用いています。本記事では固形肥料と液肥の概要を紹介し、養液土耕栽培での肥料施用の特徴にも触れてみます。
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施肥量の決め方とは?ハウス栽培の施肥の考え方

作物に肥料を与える際に、具体的な施肥量について基本となる考え方を理解する必要があります。本記事では、それらのポイントについて、ご紹介いたします。
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自動潅水の種類と使い分け方

機械化により時間や条件に沿って潅水を自動化する自動潅水は、規模拡大や省力化のためには必須のものとなっています。本記事では、自動潅水の種類をご紹介いたします。
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自動潅水装置の導入|手順や施工、資材の選び方を解説

施設の規模拡大や省力化のためには、自動潅水装置の導入による潅水の自動化が必要となるケースが多くあります。そこでは、従来からある手動潅水の設備を自動化するケース、新設の場合に新規で自動潅水装置を導入するケースなどが考えられます。本記事では、自動潅水装置の導入における検討項目について、ご紹介します。
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