ゼロアグリ導入効果 実証事例

ゼロアグリの導入効果

ゼロアグリの導入効果

青森県産業技術センター/山形県/熊本県との共同研究結果

青森県産業技術センター・山形県・熊本県の3者共同研究の結果、夏秋トマト(青森県)、メロン・ミニトマト(山形県)、促成トマト(熊本県)において、ゼロアグリを使った養液土耕の潅水施肥制御により作物の収量・品質安定化および省力化を実現する成果が実証されました。また導入費用を加味した経営試算も実施、収益改善に貢献することが示されました。研究の成果はICT養液土耕自動化支援装置栽培マニュアルとして公開しています。

熊本県での実証事例(促成トマト)

液肥濃度を自動調整できる「施肥量オート調整」機能を使用し20%以上の収量増を実現。

山形県での実証事例(メロン・ミニトマト)

作業時間の95%削減、収量増を実現。現在開発中の「土壌EC制御」機能の実用性を確認。

青森県の実証事例(夏秋トマト)

潅水施肥時間の大幅削減、施肥量削減と8%の増収を実現しました。

※革新的技術開発・緊急展開事業(うち経営体強化プロジェクト)について

本事業は、新たな国際環境の下で国内の農林水産業・食品産業が持続的に維持・発展するために、農林水産物の差別化や農林漁業経営体の生産性、所得向上を実現する技術確立を目的として、2016年11月より農研機構を通じて公募が開始されました。ルートレックが代表機関となったコンソーシアムは、7つある研究分野のうち「野菜・花き」部門で採択されており、「パイプハウスで高収益を実現するICT利用型養液土耕制御ロボットの汎用化とその実証」というテーマで、2017年4月より3年間、ゼロアグリを活用した実証事業に取り組んでおります。詳細な実証内容については、以下をご覧ください。

http://www.naro.affrc.go.jp/brain/h27kakushin/files/keiei_subject3_03.pdf

今回公開した栽培マニュアルは、「革新的技術開発・緊急展開事業(うち経営体強化プロジ ェクト)」の支援を受けて行われた試験研究計画「パイプハウスで高収益を実現するICT利用型養液土耕制御ロボットの汎用化とその実証(平成29年度~令和元年度)」での成果を元に作成されました。

※これらは実験研究環境下で行われた成果であり、導入効果を保証するものではございません。実際の効果は地域や作物、天候、栽培手法などにより異なりますことご了承くださいませ。

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