導入事例

前田様(熊本県・トマト)|IT農業を活用した”匠の技の継承”と”スムーズな就農”とは?

「就農が楽になった」IT農業を活用した”匠の技の継承”と”スムーズな就農”とは?

設置場所
所在地 熊本県八代市
栽培作物 トマト
施設面積 6反(60a程度)
導入機器
ZeRo.agri-2500
ー就農の時期はいつ頃ですか?
二年前まで農業学校に通ってたんですが、悪口を卒業して農家である親を手伝いつつ栽培に携わって徐々にというような形でした。
ーご両親とはどういった形で役割分担しているのですか?
自分はあんまりまだ機械とかが慣れてないんで、父親が八割くらいをやって離れでゼロアグリを使った栽培を自分がやってます。このゼロアグリを導入しているハウスは親がいない時の方が多いんで管理は大体自分がやってますね。
ー農業学校にいたというのは農家であるご両親の方の影響がありますか?
最初は全然行く気なかったんです。工業高校を卒業したら就職しようかなと考えていました。県内就職しようかなって思ってたら。兄弟いるんですが、誰も実家の農家を継がないとなったしまって、就職しても父親が体痛めたりしたら継がないといけなくなるなと考えて、農家やろうかなと思い立ちました。最初は知識全然なんで、父親の知り合いに学校を紹介いただきました
ー圃場の情報を伺ってもいいですか?
このゼロアグリを導入しているハウスは6反ちょっとですかね。 基本的には地下部は客土を入れて、全部ゼロアグリで制御しています。 このハウスでも、半分はもともと田んぼだったんでこっちが客土少なめで、もう一方はだいぶ客土多めです。客土が多めの方が収穫量も多いかなという所感です。ゼロアグリだと6系統まで個別で制御できるので、土ごとの違いにも対応できています。
育ててるのはトマトです、CF(CF桃太郎ファイトという品種名)ですね。
ー導入時期はいつ頃になりますか?
去年の作が始まってからですね。
ー導入のきっかけは何ですか? もともと父親から将来的には継がせたいという思いがあって、ただまだ慣れない作業もあったり、今までの経験と勘の部分もスムーズに引き継がせたいという思いから導入したと聞いています。 もちろん、農場に来れない時間帯もあるしその分をゼロアグリがやってくれるんだったら、だいぶ時間に余裕ができたりするのでその面に関しては楽ができるといいますか、便利だと思っています。
ー導入初期から息子さんがゼロアグリの圃場を担当したのですね?
そうですね、わからんところは父親とかスタッフさんに聞いています。
ー導入後の効果はいかがですか?
作業的に楽になりました。水的な問題では手間かからんといいますか、 あとは潅水施肥に使う頭も部分もあんまり考えんでいいかなっていう。 収穫などの作業に集中できます。
ー地域の周りの方の反応ってどうですか?
やっぱり、(地下部の環境制御は)まだ入れてるところは少ないじゃないですか。 ただ、導入した方からは管理が楽だからいいよっていう声は聞きます。
ー自身が今後取り組みたいことはありますか?
ハウスが高いんでハイワイヤーを設置したいです、栽培の場面はゼロアグリに頼れるんですが、 収穫はそうではないので、先輩たちがいうにはハイワイヤーの方が常に高い位置で作業が可能なので収穫が楽だとはよく聞くので
ーゼロアグリを検討される方に一言お願いします
特に、(土の状態や作物の状態等)同じビニールハウスの中でもあっちでやってる時とこっちやってる時ではそれぞれ勝手が違いますし。ましてや違うビニールハウスならなおさらかと、自分で考えるならいつも「これで大丈夫?」って考えたり悩んだりする時間が多いかと思いますが、こういったのを導入すれば(考えるのに時間を使わなくても)機械が自動的にやっても結果的に良くなっているので、結果的にはいいかなっておすすめできます。
タイトルとURLをコピーしました