導入事例

吉野様(山梨県・トマト)|水が少ない地域でこそ発揮される養液土耕による少量多潅水のメリットとは?

「農業は科学だ」水が少ない地域でこそ発揮され少量多潅水のメリットとは?

設置場所
所在地 山梨県北杜市
栽培作物 トマト
施設面積 7a
導入機器
ZeRo.agri-2500
ー 就農の時期はいつ頃になりますか?
今年で四年目になります。
ー 就農の経緯は?
元々園芸会社にいまして花を作っていたんですけども、食に興味があって、やはり食をやりたいなと思って独立しました。元々農大に行ってまして果実を選択していましたが、始める際はそれに近い野菜であるトマトを選択しました。
ーこの圃場はいつ頃建てられたものなんですか?
四年前ですね。四年前の四月に建てました。7aの広さです。耐候性のハウスで一番透明度が高いフィルムを使ってます。
ーゼロアグリの導入の時期はいつ頃からですか?
検討し始めたのは去年の九月くらいにインターネットで知ってからです。去年も天候が良くなくて水が乾いたりだったので給水システムを探していました。
ー 導入を決めた理由とか決め手はありますか?
一つはやっぱり価格面ですね。価格面が他のよりも安いかったからです。もう一点目が、この土地があまり水がたくさん出るところではないので、きれいな水なんですけども。少量で多潅水で一日あたりの使用量が少ないところでゼロアグリの導入を決意しました。
ー 導入後、品質とか作業効率で変わった点はありますか?
品質は初期状態は水量の設定を多くしていたのもあって味が薄いかなと思ったんですけども、成長とともに葉っぱが増えることで蒸散量も増えて来ますのでその分味も落ち着いて、今ではかなりの高糖分になってます。
作業性は疲れない分、根かきとか葉かきが増えて作業が増えてはいるんですが、それに集中できる環境になってますので、忙しくもなってないですし、気は楽になってます。
ー地域とか周りの方の反応ってありますか?
特に、あまりこの辺の方はハウス栽培の方がかなり少ないので興味ない方が多いです。
ー これから潅水装置を導入される方に対してのメッセージはありますか?
農業が科学だっていうのは僕の持論でもあるんですけど、やはり最初の土地がどういう土地であるか知ってそれに自動で対応できる機械があれば、今まで経験と並列して活用できると思います。これからは是非、皆で情報を共有していければなと思います。
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