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【新規就農者向けウェビナー】即日完売人気ミニトマトを栽培する若手生産法人が語る!ITを活用した新規就農・栽培ノウハウ 開催レポート

2023年6月13日(火)、ゼロアグリが主催する久々のウェビナー「即日完売人気ミニトマトを栽培する若手生産法人が語る!ITを活用した新規就農・栽培ノウハウ」を開催いたしました。

開催概要

日時

6月13日(火)15時-16時半

場所

富山県呉羽株式会社様の圃場より生中継

登壇者

呉羽株式会社 代表取締役 角裕太様

株式会社ルートレック・ネットワークス

ウェビナーの内容を少しだけご紹介!

 

今回のウェビナーでは、富山県において全くの未経験から農業法人を立ち上げ、隔離ポットでミニトマトを栽培、1年足らずで人気ミニトマト生産者となった呉羽株式会社さんにインタビューをさせていただき、新規就農時に苦労したこと、就農時に必要だったお金の話、作った作物をどのように人気商品へと導いたのかなどのお話を、圃場から生中継インタビューいたしました。

 

ちょうど昨年から、代表の角さんのお祖父様が残されたハウスと土地を使って、収益性の高いミニトマトを作ろうということで新規就農をした呉羽株式会社さん。最初は、使えるハウスの改修を社員3名でやるというところがスタートでした。しかし最初は、金融機関にお金を貸してもらえなかったり、定植直後にハウスが台風で吹き飛ばされたり、いろんな苦労があったとのこと。それでも、たとえば栽培技術の部分は専門家に栽培指導をしてもらったり、人との繋がりで呉羽キャンディの名前をどんどん広めていったり、クラウドファンディングを始めたりと、応援してくれる人の輪を少しずつ広げていきました。

呉羽さんのハウス

また、元々トマトが嫌いな3人で始めた栽培だったので、トマト嫌いの自分達でも食べられる美味しいトマトを作ろう、という思いを元に「呉羽キャンディ」が生まれました。

 

ミニトマトは、隔離培地での栽培。ゼロアグリで、潅水管理と施肥管理を行い、3時間に1回くらいのペースで管理画面を見ながら、調整をされています。使っている培地や肥料の種類は秘密、とのことでしたが、全て「呉羽キャンディ」を作るために最適なものを選定しているとのことでした。

隔離ポットの様子

印象的だったのは、角さんの「栽培にかける時間も大事だけど、僕たちのトマトのファンとコミュニケーションをとる時間も同じくらい大事」という言葉。そのために、ゼロアグリのようなシステムをうまく活用し、効率化を進めています。富山県での野菜栽培面積は県の農地全体の7パーセントとのことで、まだまだブルーオーシャンな状況。今後規模拡大等も見据えながら、新しいチャレンジをしていく呉羽株式会社さんでした。



ハウス内の様子

当日は、「肥料や土は、どのようなことを重要視して選定したのか?」「栽培手法を調整して、ミニトマトの味が変わるまでどれくらいの時間がかかるのか?」といった具体的な栽培手法に関する質問が多く挙がりました。



また、ウェビナー後のアンケートでは、「ゼロアグリの機能と実際の利用者の声を両方聞けたのが良かった」「角さんのビジネスの考え方が聞けて勉強になった」などのお声をいただきました。

 

音声の問題で少し聞き取りづらい等ご迷惑をおかけした部分もありましたが、40名近くの方にご参加をいただきました。ありがとうございました。

 

今後も皆様の役に立てるウェビナーを開催していきますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

ご協力いただいた呉羽株式会社のリンク先(https://kureha-candy.square.site/?location=11ed9b7add840fb9a7d7ac1f6bbba828

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