ナス栽培での悩み ー新技術の導入② 葉面積管理、仕立て方について
近年のナス栽培では、単為結果性品種1)の導入が進んでいます。従来は受粉のためのホルモン処理や訪花昆虫の利用が必要でしたが、それらを必要としない単為結果性品種の導入によって省力化やコスト低減がはかられています。単為結果性品種の導入は全国的に進んでおり、九州の主産地である福岡県や熊本県、また四国の産地の高知県などでも取組まれています。本記事では、そうした品種の変化や栽培技術の変化についていくつかご紹介し、新技術などの導入に際しての悩みにお答えできればと思います。