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自動潅水で経営規模や所得をどこまで増やせるか?
【熊本県八代市での研究結果~ゼロアグリvs手潅水~】

手潅水とゼロアグリの自動潅水の比較研究について

熊本県八代市でのトマト施設経営について、標準的な作業体系と労働時間の分析を行いました。その結果、8月下旬の定植期での潅水作業が、経営規模拡大の際の制約となることがわかりました。

そこで、ゼロアグリによる作業の自動化によって、定植期の潅水作業の自動化を進め、それによる規模拡大可能なハウス面積を明らかにしました。

その結果、経営主1名+その他家族労働力2名の場合、ゼロアグリを3セット導入することで、ハウス面積を60aから最大110aに拡大可能となりました。

 

潅水作業は経営主が経験やコツを発揮して行う、重要な作業のひとつです。その経験やコツにもとづく潅水を、ゼロアグリが代わりに行うことで経営規模の拡大の可能性が広がります。

また、ゼロアグリ導入により10%収量増の場合には、農業所得は慣行(60a)の495万円から、110aで967万円に増大すると試算されました。

研究成果として、約2倍の面積規模への拡大が示されました。面積が2倍になると、実際の作業動線は2倍以上に伸びる場合もあります。

110aの面積規模での手動バルブ開閉作業は、移動の距離や時間もかかるため現実的では無く、経営規模の拡大による農業所得の向上のためにも、潅水の自動化が求められるでしょう。

【参考】ゼロアグリ導入コストの概算試算について(税別金額)

ゼロアグリユニット3台=八代での研究例(1.1ha、土壌水分センサー3点)

 ゼロアグリ5000本体一式   6,876,000- 

  配管資材 一式       2,658,000- (点滴チューブ、サンドフィルタ、ポンプ等)

  配管、電気工事       1,450,000-

            =======

            計 11,284,000-  

 ※うちクラウド利用料   年間 360,000- 

 

ゼロアグリ制御盤1台(1haカバー、土壌水分センサー2点)

 ゼロアグリ制御盤     1,330,000-

 潅水資材  一式        944,000- (電磁弁、液肥混入機など)   

 配管資材  一式     2,470,000-

 配管、電気工事         960,000- 

            =======

            計 5,754,000-

 ※うちクラウド利用料   年間 120,000- 

 

ゼロアグリ制御盤1台サブスク(1haカバー、土壌水分センサー2点)

 ◆初期費用(資材および工事一式)

 潅水資材  一式        944,000- 電磁弁、液肥混入機など     

 配管資材  一式     2,470,000-

 配管、電気工事         960,000- 

            =======

              4,374,400-

 ◆ランニングコスト

 標準プラン×12ヶ月    802,800-  

 

サブスクと制御盤購入で導入費用を比較しました(ゼロアグリ関連費用、土壌水分センサー2点税抜き)

2年間までの利用期間ではサブスクが低額となり導入費用の負担は少なく済みます。3年間以上の利用では負担は増えますが、農閑期の休会プランや機器の故障交換保証や最新版への交換が可能など、柔軟な導入が可能です。

利用期間2ゼロアグリ制御盤1台3ゼロアグリ制御盤1台サブスク
1年間1,330,000802,800
2年間1,450,0001、222,800
3年間1,570,0001,642,800

サブスクの詳細はこちら

今後の展開について

ゼロアグリによる潅水施肥作業の自動化により、経営主がトマト栽培に対して向かい合う時間や余裕が生まれてきます。またゼロアグリからのデータのフィードバックにより、数値をもとに栽培を見直し改善することも可能になってまいります。規模拡大と収量増への展開もまだまだ広がるものと期待されます。

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