養液土耕

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養液土耕栽培の始め方

養液土耕栽培を始める際には、様々な要素について検討する必要があります。本記事は、既に公開している記事のまとめとなりますが、そうした要素について改めてご紹介いたします。養液土耕栽培の導入の際のチェックリストとしてもご覧いただければと思います。
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養液土耕栽培の施肥設計|施肥の考え方

養液土耕栽培では、点滴潅水と同時に液肥施肥を行うことで施肥の無駄をなくし、また土壌中の肥料濃度の変化も少なく、作物への肥料ストレスや水分ストレスの低減が可能となりました。
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石田様(福岡県福岡市・イチゴ)|あまおうの栽培における環境負荷を減らし、収量2割増、省力化を実現!データを活用した更なる栽培向上を目指す

今年就農して16年目になります。元々は関東でサラリーマンをしていたのですが、30代の頃に父の地元であったここ福岡に移って、農業を始めました。周りの人たちが色々教えてくれたので、大きな失敗はしていませんが、1年目は赤字で、サラリーマン時代の蓄えから切り崩したりもして、苦労をしました。今はおかげさまで軌道にのって、ゼロアグリのような機械もいれさせてもらって感謝しています。
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つづく農園様(茨城県常陸大宮市・イチゴ)|「スマート農業システムをより身近に使えるものに」土づくりや有機栽培へのこだわりと次世代につなげる農業への思い

毎朝イチゴの苗を見て歩くのがルーティンになっているのですが、繁忙期になるとその時間もなかなかとれなくなるのが実情です。お店を開けるまで、収穫をして、水やりをして、イチゴを見て、とたくさんやることがあります。パートさんが8時にくるのですが、どこに手入れに入るのかなどの計画を含めてパートさんの仕事の準備もありますし、出荷や販売の準備もあります。そんな中、水やりは1回かけるのに1時間半ほどかかっていました。その水やりの時間が短縮できたので、イチゴを見る時間をきちんととれるようになりました。
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関口農園様(栃木県佐野市・トマト)|多品種のミニトマトをより美味しく消費者に届けたい、トライアンドエラーで適切な水分、施肥コントロールに取組み

やはりトマトのきちんと品質をあげていこうと思ったら、潅水を細かくやったりある程度時間をかけないといけないと思っています。かつ、トマトを長期でとっていくというという観点でも、潅水調整は絶対必要なものだと思っています。その目指す品質に対しての自分の手間というのが圧倒的になくなるのが1番の魅力だと思います。
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小林いちご農園様(栃木県佐野市・イチゴ)|世界で評価される最高品質のスカイベリーを作りたい、GGAP認証農場で、潅水施肥の記録を省力化

潅水と施肥の記録がきちんと残せるのが魅力ですね。ここの圃場はGLOBALG.A.P.をとっていて、潅水と施肥の記録を残さなければいけないんですが、これまでは全部手計算したものを毎日記録していました。潅水は1日何回やったかという情報を元に計算して、施肥は実際どれくらい吸っているかわからないので、タンクの交換時期を見て計算したりしていました。
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トマトの夏秋栽培/抑制栽培/夏越し栽培|様々な作型の特徴とメリット

夏秋栽培は、北日本の寒冷地や各地の高冷地が中心の作型になります。全国的な産地として、北海道平取町、青森県津軽地域、福島県会津地域、長野県信州地域、岐阜県飛騨地域、愛媛県久万高原町、熊本県阿蘇地域などがあります。GW頃に定植を行い、7月から10月頃にかけての短期間の出荷が特徴です。北日本や高冷地と言えども、近年は猛暑も発生し高温対策も必須となっていますが、夜温は20℃台前半に下がる地域であり、トマトの夜間の呼吸による消耗も少なく、昼夜温較差によって良好な品質も得られ、大量の収穫~選果出荷体制からブランド化が進んでいます。また大玉トマトだけでなく、ミニトマトによる産地化も一部では行われています。
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井中優治様(行橋市・メロン)|AIが作ったメロンの初値は10万円、ゼロアグリで「生産安定の最低保証」と「栽培データの商品化」を目指す

話を聞く前は、メロンの肥大に合わせた潅水施肥含めAIが 全部やってくれて、収穫や植え付け以外は何もしなくて良いのかなと思っていました。例えば大学の農学部の教授がメロンの生育ステージに合わせた潅水のデータを持っていて、それらを元に緻密なプログラムを組んでやってくれるというような。営業さんの話を聞いたら、意外と限定的なんだなと思いました(笑)結局、水をきらなきゃいけない、肥料増やさないといけないタイミング等は、メロンの生育状態を見てこちらから指示しないといけないですし、土質によってもコントロールしなきゃいけないから、手間かかって全然楽になんないじゃないかよ、と(笑)ただ逆に言うと、土質や気象環境って地域によって全然違うので、かなり汎用性が高いということと、こっちがAIに学習させられるメリットがあるなと思いました。
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トマトの裂果とは?原因と対策を解説

裂果は大きく二つに分けられます。一つは放射状裂果、一つは同心円裂果です。放射状裂果は、ガクの下からに放射状に割れる症状です。高温期に多く発生し、果実への強日射や吸水、結露などが原因と言われています。同心円裂果は、ガクを中心に同心円状に割れる症状です。低温で果実肥大も遅くなる秋期に発生しやすいものです。果実温度の昼夜温格差が大きくなると発生しやすいと言われています。
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佐藤潤哉様(伊達市・キュウリ)|ゼロアグリを初号機から使うゼロアグリマスター、導入後はA品率75%超、6月は10日間で500箱出荷!

福島県伊達市でキュウリを育てる佐藤潤哉様。ゼロアグリの発売が間もない2015年からゼロアグリを使っていただいているゼロアグリマスターです。ゼロアグリの活用により、省力化はもちろん、収量の向上、A品率の向上、農薬や肥料の削減を効果として感じており、高いレベルでゼロアグリを使いこなしています。そんな潤哉さんに、具体的な活用ポイントについてインタビューしました。
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土壌水分センサーの種類と使い方

養液土耕栽培での潅水の自動制御には、日射センサーによる日射比例制御と、土壌水分センサーによる潅水制御などがあります。ゼロアグリでは日射と土壌水分の両者を加味した制御方法を用いていますが、そこで不可欠な土壌水分センサーの種類や使い方について解説をいたします。
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果樹ハウス栽培の潅水|潅水資材や潅水方法のご紹介

果樹ハウス栽培では、一般の露地栽培とは異なり土壌水分の制御が容易になります。そのため、潅水資材や潅水方法にも異なる点があります。本記事ではハウスミカン栽培、ブドウなどの根域制限栽培での事例をご紹介します。
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養液土耕栽培と土壌環境|排水性、物理性、化学性の改善

養液土耕栽培では、一般の土耕栽培と同様に土壌に作物を植えて、そこでは点滴潅水による給液を行います。土壌には様々な役割があります。まず土壌は根圏の活動範囲であり、根が発達し、そこに存在する水分や養分を吸収するベースとなります。本記事では、基盤整備や栽培開始時に関係した土壌環境の改善について、ポイントをお示しいたします。
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養液土耕栽培と原水利用|点滴チューブの目詰まりを防ぐには

養液土耕栽培や養液栽培では原水の利用が不可欠です。原水の成分によっては、機器の利用や栽培に大きな影響を与える場合もあるため、注意が必要です。本記事では、養液土耕栽培での原水利用の際のポイントについてお伝えします。
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末永孝様(伊達市・キュウリ)|年4回定植のキュウリ栽培の作業時間を4割削減、猛暑の中でも品質の良いキュウリを作る秘訣とは?!

福島県伊達市でキュウリを育てている末永さん。お父様お母様も含めた3名で、28aの面積を栽培管理をされています。4月〜12月頭の栽培期間で、4回に分けて定植が行われ、多忙なスケジュールの中、ゼロアグリをいれて労力削減および品質向上、収量向上の効果を実感されています。そんな末永さんに導入したきっかけから、実際の効果まで詳しくお聞きしました。
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村上洋一様(郡山市・キュウリ/トマト)|小売で販売する作物が美味しいと好評、潅水の省力化も実現したゼロアグリの効果

福島県郡山市で、キュウリやトマト、ナスを育てている村上様。出荷はスーパーへの直卸、または小売で直販をされています。ゼロアグリは、ハウスのキュウリおよびトマト栽培でお使いいただいており、今年は導入3作目となります。導入したきっかけから、実際の効果まで詳しくお聞きしました。
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イチゴの生育の安定と収量アップのポイント

本記事では一季成り品種による促成栽培について、定植後から低温期における環境調節や肥培管理を中心とした生育の安定と収量向上のポイントをご紹介します。一季成り品種のイチゴは、低温短日期には休眠状態となり、そのまま越冬して、一定の低温に遭遇することで休眠が打破され、春先の高温長日期までに生育も進み収穫されるという本来の性質を持っています。こうしたイチゴの自然のサイクルに対し、品種改良や環境調節、肥培管理等により花芽分化や休眠をコントロールすることで前述の促成栽培が確立されてきました。しかしそうした花芽分化や休眠に関するコントロールは、イチゴの生理生態に関する知識や観察、微妙な技術のもとに可能であり、同じ産地であってもイチゴの生育や収量にバラツキがみられることも多々あります。
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養液栽培や隔離栽培における排液量の計測と制御

養液栽培や隔離栽培では、栽培ベッド(培地)への給液に対して一定量の排液が栽培ベッドから発生します。排液量と給液量の比率を排液率(%)と呼び、培地の種類や作物などによって給液量の多寡の目安として使われています。給液量の測定は給液ラインに取り付けた流量計で行うことができます。排液量の測定には、様々な方法があり、本記事ではそれらについてご紹介いたします。
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【ビニールハウスの暑さ対策】高温期のハウス栽培と高温対策について

温暖化の進展と酷暑や猛暑日の増加により、高温期のハウス栽培に様々な影響が発生しています。ハウスの高温対策は全国的に必要とされており、そのポイントについてお示しいたします。
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キュウリの収量向上のポイント~作物特性の理解と環境制御の活用~

キュウリは、生長が早く、トマトなどと異なり未成熟果を収穫し果実肥大も早いため、管理や収穫の作業が忙しい作物として知られています。そうした生長の早さを活かし、樹勢を適切に管理することで、収量を増やすことが可能な作物と言えます。一方でCO2施用などの環境制御技術や、日射比例制御やゼロアグリのAI潅水制御などの潅水技術の利用もキュウリ栽培では進んでおり、収量の向上に寄与しています。従来は20t/10a台程度であったキュウリの単収は近年では30t/10a台、さらには40t/10a台も達成されつつあります。そうした高収量を実現するためのポイントについてご紹介いたします。
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トマトの収量向上のポイント~ポテンシャル収量と制約要因の考え方~

トマトの収量アップのためには、環境制御技術の導入、養液栽培や養液土耕栽培の導入、多収性品種の導入など、様々な要素技術を組み合わせて実現する考え方が主流でした。ここで視点を変え、ポテンシャル収量と制約要因の考え方をご紹介いたします。
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養液栽培に必要な給液装置や潅水設備~養液土耕栽培との比較~

養液栽培は土壌を用いない栽培方法です。養液栽培には、土壌のかわりにロックウールなどの人工培地やヤシガラなどの有機質培地を用いる固形培地耕と、培地を用いない水耕があります。以下で示す養液栽培は固形培地耕とし、固形培地耕で用いる設備について養液土耕と比較をしながら説明をいたします。
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【地下部環境制御】土壌環境の計測と制御の方法

地上部の環境計測や制御は施設園芸分野では近年大変重視されており、様々な機器や制御技術が開発されています。一方で地下部環境については地上部環境への注目に比べ、情報も少なく、関連する制御機器なども少ないと思われます。しかし植物の生育には根の機能(給水と養分吸収)が損なわれないよう、地下部環境を適切に保つ必要があります。
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隔離栽培とは?特徴と実践方法をご紹介

隔離栽培は土壌が地床から隔離された栽培方法で、根域制限栽培の一種です。防根透水シートを用い土壌を隔離し、その範囲内に根を伸長させることで土壌病害を抑制します。また土壌容量と根域が制限され、土壌水分をコントロールしやすいため、品質向上をはかることも可能です。こうした隔離栽培の特徴について、ご紹介いたします。
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施肥設計とは?養液土耕に必要な土壌診断と施肥設計

養液土耕栽培では、少量多潅水によって過剰な施肥を抑制することが可能です。これは根域付近にピンポイントで潅水を行うことで、効率的に水分や肥料分を植物に吸収させることができるためです。しかし初めて養液土耕栽培を行う場合には、土壌中に前作の土耕栽培の残存肥料が多くあることも考えられます。そうした場合には土壌分析にもとづく施肥設計が必要となります。
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よしむら苺ファーム様(和歌山県)|イチゴ高設栽培でゼロアグリを導入。タイマー潅水や日射比例潅水とゼロアグリの違いとは?

和歌山県オリジナル品種のイチゴ、「まりひめ」の高設栽培をされているよしむら苺ファームの吉村様。2020年秋からゼロアグリを導入し、オンラインドリッパーを使用した少量多潅水を実践されています。実際に使って見られての感想や、他の潅水装置との違いを伺いました。
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アスパラガスの潅水方法/栽培ステージや株の年生ごとの管理

アスパラガスは多年生であり、また次項の生育ステージにあるように年間を通じて姿を変えながら常に水分を要求する作物です。通常は簡易な雨よけ栽培が行われ、単棟ハウスを多棟管理することが多いアスパラガス栽培では、潅水作業にも多大な労力が必要と考えられます。このような特徴を持つアスパラガス栽培と潅水についてご紹介します。
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農業用潅水タイマーとは?仕組みと選び方を解説

潅水の自動化にはいくつかの方法があります。その最もシンプルで安価なものがタイマー潅水です。手動潅水からタイマー潅水に切り替えることで、様々なメリットが生まれます。
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ゼロアグリを導入したら潅水施肥作業はどうなる?具体的な日ごろの使い方をご紹介

ゼロアグリは潅水施肥を自動化することで作業の時間を削減するだけでなく、潅水量や施肥量を数値化し、土壌環境を見える化することでストレスのないシンプルな栽培管理を実現します。今回は、ゼロアグリを使った潅水施肥管理をイメージしていただきやすいよう、ゼロアグリの使い方を具体的にご紹介します。
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ゼロアグリが潅水量/液肥濃度の調整を自動で行う仕組み

ゼロアグリの使用に必要な潅水資材の働きや、潅水量や液肥濃度を調整している機械的な仕組みをご紹介します。ゼロアグリの動く仕組みを知って資材調達や配管工事を計画いただくことで、ゼロアグリの性能をフルに活かした栽培管理を行うことができます。また既存資材の活用など、コストを抑えた導入にもつながります。
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