井中優治様(行橋市・メロン)|AIが作ったメロンの初値は10万円、ゼロアグリで「生産安定の最低保証」と「栽培データの商品化」を目指す
話を聞く前は、メロンの肥大に合わせた潅水施肥含めAIが 全部やってくれて、収穫や植え付け以外は何もしなくて良いのかなと思っていました。例えば大学の農学部の教授がメロンの生育ステージに合わせた潅水のデータを持っていて、それらを元に緻密なプログラムを組んでやってくれるというような。営業さんの話を聞いたら、意外と限定的なんだなと思いました(笑)結局、水をきらなきゃいけない、肥料増やさないといけないタイミング等は、メロンの生育状態を見てこちらから指示しないといけないですし、土質によってもコントロールしなきゃいけないから、手間かかって全然楽になんないじゃないかよ、と(笑)ただ逆に言うと、土質や気象環境って地域によって全然違うので、かなり汎用性が高いということと、こっちがAIに学習させられるメリットがあるなと思いました。