トマトの夏秋栽培/抑制栽培/夏越し栽培|様々な作型の特徴とメリット
夏秋栽培は、北日本の寒冷地や各地の高冷地が中心の作型になります。全国的な産地として、北海道平取町、青森県津軽地域、福島県会津地域、長野県信州地域、岐阜県飛騨地域、愛媛県久万高原町、熊本県阿蘇地域などがあります。GW頃に定植を行い、7月から10月頃にかけての短期間の出荷が特徴です。北日本や高冷地と言えども、近年は猛暑も発生し高温対策も必須となっていますが、夜温は20℃台前半に下がる地域であり、トマトの夜間の呼吸による消耗も少なく、昼夜温較差によって良好な品質も得られ、大量の収穫~選果出荷体制からブランド化が進んでいます。また大玉トマトだけでなく、ミニトマトによる産地化も一部では行われています。