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村上洋一様(郡山市・キュウリ/トマト)|小売で販売する作物が美味しいと好評、潅水の省力化も実現したゼロアグリの効果

ゼロアグリユーザー村上様

福島県郡山市で、キュウリやトマト、ナスを育てている村上様。出荷はスーパーへの直卸、または小売で直販をされています。ゼロアグリは、ハウスのキュウリおよびトマト栽培でお使いいただいており、今年は導入3作目となります。導入したきっかけから、実際の効果まで詳しくお聞きしました。

所在地:福島県郡山市

栽培作物:キュウリ、トマト    

規模:7.6a(ゼロアグリ導入面積)

   ※4a、1.2a、2.4aの3つのエリアにて栽培

経営体:家族経営(3名)

ー栽培されている作物について教えてください。

トマト、キュウリ、ナスなどを栽培しています。そのうち、ハウス栽培でゼロアグリを活用しているのはトマトとキュウリになります。トマトは、5月と7月に定植し、キュウリは7月末に定植をします。売り先は、母がやっている小売と、地元のスーパーに直卸をしています。

 

ーゼロアグリを導入されたきっかけを教えてください。

地域の資材屋さんが開催している勉強会に父が参加し、パンフレットをもらってきたのがきっかけです。元々、少量多潅水はやった方が良いと思っていたのですが手動だと難しいため、諦めていました。それで父とも話し、「やってみっか」となったのがスタートです。

ゼロアグリで育てているトマト

―実際導入してみてどうでしたか?

 

最初はとても不安でした。いまでも不安です(笑)ゼロアグリで自動モードにしたときに、実際どれくらい水が供給されるのか等がわからないですし、本当にきちんと潅水できているのかと思っていました。

 

特に1年目のときは、実際のゼロアグリの水分供給量を見て、これまでの感覚で今日は水をもっとやった方が良いのはないかだったり、設定したときより実際の供給量が少ないのでは?と思うことがありました。そういうときは、ゼロアグリのサポートの方にちょくちょく聞いて、対策方法を相談していました。

 

今は、ゼロアグリの管理画面は週3、4回見るくらいで、基本的にはお任せができています。

 

 

ハウス内に設置されているゼロアグリ

―ゼロアグリをいれてよかったことを教えてください。

潅水する手間がなくなったことが1番大きいですね。ゼロアグリをいれる前だと、手潅水でバルブの開け閉めを1日20〜30分くらいかけてやっていました。それが、ほぼ自動化できて、スマホで簡単に調整もできるようになりました。ここのハウスだけではなくて、別の場所に畑もあるので、省力化ができると作業がとても楽になります。

また、少量多潅水ができるようになったのも良いところで、自分で潅水をしていたときは、朝と夕方で1日2回潅水するのが限界でしたが、ゼロアグリは1時間に1回細かく潅水をしてくれます。実際、母が小売をやっているのですが、ゼロアグリをいれた年に「去年より美味しいね」とは言ってもらいました。

―ゼロアグリへの要望はありますか?

いまゼロアグリは地下部のセンサーがメインだと思いますが、ハウス内の温湿度もセンサーでわかるようになれば、より便利になると思っています。

―今後の展望について教えてください。

すでにゼロアグリの系統はフル活用しているので、規模拡大等は今のところ考えていないですが、これからもお客様が「美味しい」と言ってくれるような作物を作っていきたいと思っています。

ありがとうございました!

ハウスがあるエリアから撮影した郡山市の景色
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