AI潅水施肥システム「ゼロアグリ」 LINE連携機能を提供開始
プレスリリース
【本機能の狙い】
昨今の農業生産者における高齢化や担い手不足から、1農家あたりの経営面積は拡大しつつあります。そのため、各圃場状況をすべて十分に把握することは難しく、トラブル発生時にすぐに気付くことができる仕組み作りが必要です。ゼロアグリは生産者をサポートするため、LINEという身近なツールを使ってお知らせすることで、日々の栽培状況の把握につなげていただきたいと考えております。
ゼロアグリはICT農業機器であるという強みを生かし、ソフトウェア面での新機能は購入済みのお客さまにも反映され、全てのゼロアグリユーザが常に最新機能をお使い頂けるようになっています。ゼロアグリはこれからも、より便利に、生産者の所得向上へ向けた製品として新機能を提供し続けます。
【機能概要】
・1週間の液肥供給量と施肥量をLINEにて定期配信いたします。
・本日の液肥供給量や施肥量を知りたい場合は、LINEからお客様がリクエストし情報を得ることも可能です。
・液肥タンク内の残量通知アラート機能により、タンク内の液肥がなくなっていた等、栽培トラブルを未然に防ぐことが可能です。また、生産者は資材の調達を計画的に行うこともできます。。
画像1:LINEゼロアグリ(週報画面)
毎週月曜日に前週の「各系統の液肥供給量や施肥量レポート」がLINEで届きます。
画像2:LINEゼロアグリ(レポートリクエスト画面)
当日の液肥量と施肥量をLINEのトーク画面からリクエストすることで情報が届きます。
【AI搭載土壌環境制御システム 「ゼロアグリ」について】
2005年の創業以来培ってきたM2M技術をベースに、2010年に総務省委託事業にて農業市場に参入。以降、明治大学との共同開発を開始し、2013年よりAI潅水施肥システム「ゼロアグリ」を発売しています。ゼロアグリは日本国内の施設園芸98%を占めるパイプハウス向け土壌環境制御システムです。
ゼロアグリは各種センサー情報より、独自のアルゴリズムを用いて、作物が水と肥料を消費するパターンを分析します。作物の生長に合わせ、必要な土壌水分量を常にクラウドより自動制御することで、作物にかかるストレスをなくし生長を促すことで収量増大と品質改善による生産者の収益向上へと繋げます。また、生産者の潅水施肥に対する省力化も実現し、規模拡大を実現可能とします。ゼロアグリユーザは、PCやスマートフォン等から現在の液肥供給量など栽培状態を把握でき、供給量を簡単に変更することもできるため、これまでの経験と勘も反映することができます。各種センサー情報、液肥供給量などは、クラウド上に収集されるため、容易に情報共有に使用でき技術承継を行うことができます。また全データは翌年度に参照することもできます。さらにゼロアグリはSNSとの連携機能で、「モノとヒト」のネットワーキングから生産性を飛躍的に向上できるよう農業の革新を目指します。
画像3:ゼロアグリ 圃場設置画面
画像4:ゼロアグリ構成図
【株式会社ルートレック・ネットワークス概要】
株式会社 ルートレック・ネットワークス | |||
代表者 | 代表取締役社長 佐々木伸一 | ||
所在地 | 神奈川県川崎市麻生区万福寺1-1-1 新百合ヶ丘シティビルディング6F | ||
資本金 | 3億5,300万円 | 設立 | 2005年8月 |
事業内容 |
・AI潅水施肥システム「ゼロアグリ」の開発/販売 |
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URL | http://www.zero-agri.jp/ |
【本件に関するお問合せ】
株式会社ルートレック・ネットワークス マーケティング・広報 猪股・中島
電話: 044-819-4711 FAX: 044-819-4713 E-mail: mktg@routrek.co.jp
※記載されている会社名、製品名などの固有名詞は、各社の登録商標または商標です。