養液土耕

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作物の潅水量、どうやって決める?適切な潅水量を決めるための考え方

植物が必要とする潅水量は、生育状態や気象条件の変化により刻々と変わります。変化をとらえ適切な潅水を行うことが大切ですが、実際は様々な要素が絡み合っています。それらについての整理をし、潅水量の決め方に関して考えてみます。
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植物(作物)の受ける水ストレスのメカニズムと影響~水ストレスを抑えた栽培管理とは~

水は植物の成長(細胞の肥大)や光合成の原料として使われています。一方で植物は根から吸水し、葉の気孔からの蒸散により水蒸気を放出します。気孔からの蒸散量は根からの吸水量に近いものであり、蒸散量に応じた潅水を行うことが重要です。また潅水量が不足すると植物は水ストレスを受け、様々な影響が現れます。このような水の移動について、水ストレスの影響、およびそのコントロールなどについて説明いたします。
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養液土耕栽培における液肥の選び方~複合肥料と単肥配合~

養液土耕栽培では、液肥を用い潅水と施肥を同時に行います。あらかじめ濃厚液肥を作成し、潅水時に濃厚液肥を原水(井水など)と混合、希釈を行います。濃厚液肥の作成には市販の複合肥料の利用と、自分で各種肥料成分を配合する単肥の利用があります。本稿では複合肥料と単肥の利用について、また土壌分析に応じた肥料配合についてご紹介します。
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イチゴの高設栽培(養液栽培)~高設ベンチや培地、潅水方法を紹介~

イチゴの養液栽培は、作業性を考慮した高さ1m程度のベンチ上に栽培ベッドを配置して行うため、高設栽培とも一般に呼ばれています。イチゴの栽培面積が減少する中で、養液栽培面積とその比率は増加しています。本記事では、イチゴの高設栽培の概要と潅水管理の特徴などについてご紹介いたします。
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養液栽培とは?種類と潅水施肥方法/メリット・デメリットも解説

本記事では養液栽培の特徴について多面的に紹介するとともに、養液栽培と同様に導入が増えている養液土耕栽培の特徴も対比して紹介します。養液栽培による施設設置実面積は平成30年の農林水産省の調査では約1,927haで、園芸用施設全体(42,164ha)の約4.6%です。これは平成21年の1,741ha(全体(49,049ha)の3.5%)に対し約10.6%の増加となります。園芸用施設面積全体が毎年1%程度の減少傾向にあるなかで、養液栽培の面積は常に増加傾向となっています。
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キュウリの養液土耕栽培、潅水と施肥のポイントをご紹介

キュウリは葉面積が他の施設野菜に比べて大きいため、蒸散量も多く、それに応じた潅水量が必要とされます。また茎の伸長速度も早く、成熟果を収穫するトマト等と異なり、キュウリは未成熟果を収穫するため、生育のサイクルが早い作物です。そのため必要とする潅水量にも生育に応じた変化がみられます。本稿ではキュウリ栽培での潅水方法について、養液土耕栽培を中心に考えてまいります。
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日射比例潅水とは。仕組みとメリット/デメリットを解説

日射量に応じて潅水の頻度やタイミングを決定する潅水方法を日射比例潅水と呼んでいます。地下部に当たる土壌や培地の環境だけでなく、地上部の光環境を考慮した潅水方法であり、また作物の生育も考慮する技術として、近年導入が進んでいます。
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点滴チューブの選び方〜チューブの構造や仕様から、必要流量の計算方法まで〜

点滴チューブとは、チューブにあいた点滴孔からポタポタと水滴をだすことによって潅水する潅水チューブです。少量ずつ、均一に水やりができることが点滴チューブを使う最大のメリットです。点滴チューブには様々な種類や規格があり、用途や予算に応じで選ぶ必要がありますので、本記事で詳しくご紹介いたします。
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少量多潅水とは何か。特徴とメリットをご紹介

トマト、キュウリ、イチゴなど多くの作物に適した潅水方法として普及してきている少量多潅水。本記事では少量多潅水の特徴と実施方法、メリットについて簡単にまとめています。また、地上部環境制御と少量多潅水の相性についてもご説明します。
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連作障害/土壌病害とは?原因と対策をご紹介

毎年、同一作物を同じ施設、同じ圃場で土耕栽培により連作した場合、病害の発生などが原因となり、生育と収量への影響が起こりやすくなります。これらは連作障害と呼ばれ、特に連作がされやすい施設栽培では常に問題となっています。連作障害の主な要因について対策を含めご紹介します。
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【農業用ハウス】新設ビニールハウス・栽培施設の仕様設計のポイント~③実践編「環境制御や自動潅水装置などハウスの付帯設備」~

ハウスの付帯設備として環境制御や潅水管理に関するものについて、仕様策定の具体的な考え方をお示しします。
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【農業用ハウス】新設ビニールハウス・栽培施設の仕様設計のポイント~②実践編「ハウス」~

ハウスや、それに付随する環境制御や潅水装置などの施設を新規導入する際には...
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【農業用ハウス】新設ビニールハウス・栽培施設の仕様設計のポイント~①基本&準備編~

ハウスや、それに付随する環境制御や潅水装置などの施設を新規導入する際には、仕様について多くのことを決める必要があります。補助事業を使用することも多く大きな投資となるハウスの新設。企画や設計を誤ると完成後に軌道修正することは難しくなります。今回は、失敗を極力抑え費用対効果も得られるよう、新規導入の際のポイントを3記事に分けて整理しました。まずは①基本編として、まず基本となる考え方と手順をお示します。
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ゼロアグリを活用して福岡特産イチゴ「あまおう」を栽培~福岡市「アグリテック」実証実験の成果発表動画が公開されました~

ゼロアグリは2019年10月、「福岡市実証実験フルサポート事業」のアグリテック部門に採択され、福岡市のイチゴ生産者の若手部会である 「SDC(ストロベリーディスカッションクラブ)」にゼロアグリを提供、栽培の省力化やデータ蓄積の試みを進めてきました。この度、今年7月に開催された成果報告会での、ゼロアグリの発表動画が公開されましたのでお知らせします。
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潅水の自動化で経営規模や所得をどこまで増やせるか?熊本県八代市での研究結果~ゼロアグリvs手潅水~

熊本県八代市でのトマト施設経営について、標準的な作業体系と労働時間の分析を行いました。その結果、8月下旬の定植期での潅水作業が、経営規模拡大の際の制約となることがわかりました。
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ゼロアグリがイチゴ高設栽培(養液栽培)の潅水施肥管理に対応!潅水量・排液量の低減を実現

イチゴ栽培でのゼロアグリユーザーが増えています。イチゴの高設栽培ではヤシガラなどの有機質培地を用い、排液率(培養液供給量に対する排液量の割合)も多い場合には50%程度と高めになるケースがみられます。ゼロアグリでは、従来の土壌水分センサーを用いる潅水制御方法に加え、排液量を計測し排液率をコントロールする方法を新たに実装いたしました。この方法により排液量が少なく環境負荷の低い養液管理を実現されました。
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養液土耕の潅水装置の構成と液肥混入器

養液土耕栽培で必要な潅水システムの構成と、中核になる液肥混入器の種類や機能について概要をご説明します。導入の条件に応じた機器の構成を考えることで、初期コストを抑え費用対効果を高めることにつながります。
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養液土耕栽培システムの潅水設計。点滴チューブやポンプ、タンクの選び方

養液土耕栽培で潅水システムを新たに設計する際の手順とポイントをご紹介します。無駄のない機器構成にすることで、必要十分な機能や性能を発揮しコストパフォーマンスを高めることができます。
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養液栽培(水耕栽培を含む)、養液土耕栽培、ゼロアグリ。それぞ れの特徴を比較

栽培方法の分類に養液栽培、養液土耕栽培といった区分があります。ゼロアグリは大枠では養液土耕栽培のひとつに分類されますが、またゼロアグリには養液栽培と養液土耕栽培の良い点を兼ね備えた特徴もあります。
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作物のストレスを低減!点滴チューブによる潅水のメリットについて

ハウスなど施設内で作物を栽培する際には、潅水チューブを使って潅水するのが一般的です。中でも点滴潅水は無駄なく、ムラなく潅水できるということもあって、省力化と収量アップに期待が寄せられます。そんな点滴潅水の魅力についてご紹介します。
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野菜のハウス栽培における「潅水(水やり)」の重要性

野菜の健全な生育には、植物の地上部、地下部と取り巻くさまざまな環境要因が、植物にとって好適な状態であることが必要です。それらは、光や気温、湿度、二酸化炭素濃度などさまざまな要因がありますが、今回はその中でも「水」について取り上げてみたいと思います。
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サブスク(月額)の特徴とおすすめ生産者

サブスク(月額)の特徴とおすすめ生産者
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ハウス栽培における自動潅水装置(自動潅水システム)の種類と選び方

ハウス栽培で土耕栽培を行う場合には、作物への潅水を行う必要があります。ハウス内は広大なため、ホースを持ちながら行うシャワー潅水では作業が間に合いません。そのため、ポンプや潅水チューブなどを用いた自動潅水が行われています。本記事では、そのために必要な仕組みや機器について紹介します。
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【スマート農業×補助金】ゼロアグリで活用できる補助金について

ゼロアグリのような生産効率化を支援するITシステムの導入にあたって、活用できる補助金はないのかよくご質問をいただきます。今回はそんな補助金について、情報をまとめてみました
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養液土耕栽培に必要な液肥混入器・点滴チューブの選び方

多くの野菜・花卉農家などで導入・実用化されている点滴土耕栽培に必要なツールのなかから、液肥混入器・点滴チューブの選び方をご紹介します。
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【ハウス栽培】潅水システムの種類と選び方。散水潅水、噴霧潅水、点滴潅水と必要器材をご紹介

農作物を育てるにあたって、潅水は欠かせません。特にハウス栽培では、露地栽培と違って雨が直接土壌に降り注ぐこともありません。その分、作物に合わせて、水の量や給水のタイミングなど管理しやすいとも言えますが、同時に立地や作物に合わせて適切な潅水方法を選ぶ必要があります。 今回はハウス栽培での潅水の中でも、散水潅水、噴霧潅水についてご説明します。
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ハウス栽培における省力化・自動化ツールまとめ

高齢化、人手不足が深刻になってきている農業において、効率的に栽培をしていくためには、ITツールや自動化装置の活用が必須になってきています。比較的野菜の単価が高く収益化しやすいハウス栽培において、活用できる省力化ツールについてまとめました。
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ハウス栽培の自動化/効率化の大きな助けに。養液土耕栽培システムのメリットと注意点

多くの野菜・花卉農家などで導入・実用化されている養液土耕栽培。土の良さを活用しながら養液栽培の施肥の考え方を取り入れた栽培様式で、効率的に増収や品質向上が期 待できるのが魅力です。今回は養液土耕栽培のメリット・注意点をご紹介します。
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どう選ぶ?妥協できないビニルハウス(農業用ハウス)の種類と選び方

ビニールハウスとは、金属や合成樹脂製の骨組みを透明なフィルムなどで覆った簡易的な温室です。 野菜や花の促成栽培、野菜や水稲の育苗など、その用途はさまざまで、地域の気候や作物の種類などによって、材質、組み立て方など種類も豊富です。 さらに、大きさもさまざまですが、人が入って農作業ができるほどの大きさのものを「ビニールハウス」、農作物の霜よけなどに用いる小さなものは「ビニールトンネル」と呼ばれることもあります。 今回は、「ビニールハウスの種類」についてご説明します。
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栽培方法、最新テクノロジー、村八分まで。農業のアレコレを学べるウェブメディアまとめ

近年では農業のIT化の機運も相まり、インターネット上で農業情報を紹介するウェブメディアが増加してきている。 ゼロアグリ編集部から、バラエティ性ある農業に関する「情報源」であるウェブメディアを紹介する
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