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三井住友海上火災保険と連携し、「ゼロアグリ動産総合保険」のサービスを開始

2018年12月26日 更新

株式会社ルートレック・ネットワークス(代表取締役社長 佐々木伸一、神奈川県川崎市、以下ルートレック)は、三井住友海上火災保険株式会社(取締役社長 原典之、東京都千代田区)と連携し、12月1日より「ゼロアグリ動産総合保険」のサービスを開始いたしました。

今回のサービス開始にともない、AI潅水施肥システム「ゼロアグリ」の導入後1年間は、落雷や落下を原因とする故障等に対しても保険金が支払われることになり、実質的に無償で修理もしくは交換していただくことが可能になります(ただし、保険金額には上限があります)。これにより、農業生産者にいっそう安心して「ゼロアグリ」を導入していただけるものと考えております。今後もルートレックは、農業生産者のニーズに応える製品とサービスの提供を続けてまいります。

【農業生産者が安心できる環境を目指して】

近年、ゲリラ雷雨の被害のニュースをよく耳にするようになりました。気象庁の統計データによると、日本全国で季節を問わず雷が発生していることがわかります。農業は自然を相手にする産業のため、雷を含む予測のできない事故等により、農作物のみならず、農業用機器も損害を受けることが想定されます。

ルートレックではこれまでも、ゼロアグリについて保証期間内の正常なご使用で万が一故障等が発生した場合、無償での修理もしくは交換をお約束しておりました。今回のサービス開始によって落雷や落下などに起因する故障、さらには盗難にも対応することが可能になり、農業生産者にいっそう安心して「ゼロアグリ」を導入していただけるものと考えております。

出典:気象庁「雷の観測と統計」

【ゼロアグリについて】
ゼロアグリは、国内の98%の面積を占める安価なパイプハウス栽培で活用できるAI潅水施肥システムです。センサーより得た日射量と土壌環境情報にもとづき、独自の栽培アルゴリズム(AI)を用いて、必要な潅水施肥量を算出、自動供給を行います。
また、PCやスマートフォン等からリアルタイムに栽培状態を把握でき、これまでの「カンと経験」を反映した潅水施肥の調整も簡単に行うことができます。ゼロアグリの活用により、潅水施肥に関する90%の労働力削減、施肥量も慣行農法と比較して50%削減(当社比)、データに基づいた栽培技術の伝承等も可能です。また、天候の変動や生育の状態に適した潅水施肥により、作物の根にかかるストレスをなくし、品質安定、収量向上にもつなげることが可能です。詳細については、ウェブサイト(http://www.zero-agri.jp/)をご覧ください。
【株式会社ルートレック・ネットワークスについて】
2005年の創業以来、黎明期よりIoT技術の研究開発を行い、産業機器やヘルスケア機器等、様々な業界へIoTソリューションを提供してまいりました。2010年に総務省の広域連携事業にて農業の見える化プロジェクトを実施したことを契機にスマート農業事業に参入、2013年よりAI潅水施肥システム「ゼロアグリ」の販売を開始いたしました。2018年2月には、経済産業省が主催する第4回日本ベンチャー大賞農林水産部門を受賞しております。詳細については、ウェブサイト(http://www.routrek.co.jp/)をご覧ください。
【本件に関するお問合せ】
株式会社ルートレック・ネットワークス
マーケティング・広報 中島
TEL: 044-819-4711
E-mail: mktg@routrek.co.jp
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