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日本ベンチャー大賞(第4回)農業ベンチャー賞受賞

2018年2月23日 更新

~「ゼロアグリ」農林水産業へ最も寄与度が高いとして評価~


株式会社ルートレック・ネットワークス(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:佐々木伸一、以下 ルートレック)は、自社開発製品であるAI潅水施肥システム「ゼロアグリ」が、第4回日本ベンチャー大賞「農業ベンチャー賞(農林水産大臣賞)」を受賞したことをお知らせいたします。2018年2月22日にベンチャー大賞セレモニーが開催され、発表されました。


【日本ベンチャー大賞について】
日本ベンチャー大賞は、次世代を担う若者や起業家のロールモデルとなるような、社会的インパクトのある新事業を創出した起業家やベンチャー企業を表彰し称えることにより、積極的に挑戦することの重要性や起業家への評価を浸透させ、もって社会全体のチャレンジ精神の高揚を図ることを目的としています。
有識者で構成する審査委員会の選考により、多数の有力ベンチャーの中から、内閣総理大臣賞、経済産業大臣賞、農林水産大臣賞、審査委員会特別賞の受賞者を決定するものです。

【AI潅水施肥システム 「ゼロアグリ」について】

2005年の創業以来培ってきたM2M技術をベースに、2010年に総務省委託事業にて農業市場に参入。以降、明治大学との共同開発を開始し、2013年よりAI潅水施肥システム「ゼロアグリ」を発売しています。
ゼロアグリは日本国内の施設園芸98%を占めるパイプハウス向け土壌環境制御システムです。ゼロアグリは各種センサー情報より、独自のアルゴリズムを用いて、作物が水と肥料を消費するパターンを分析します。作物の生長に合わせ、必要な土壌水分量を常にクラウドより自動制御することで、作物にかかるストレスをなくし生長を促すことで収量増大と品質改善による生産者の収益向上へと繋げます。また、生産者の潅水施肥に対する省力化も実現し、規模拡大を実現可能とします。ゼロアグリユーザは、PCやスマートフォン等から現在の液肥供給量など栽培状態を把握でき、供給量を簡単に変更することもできるため、これまでの経験と勘も反映することができます。各種センサー情報、液肥供給量などは、クラウド上に収集されるため、容易に情報共有に使用でき技術承継を行うことができます。また全データは翌年度に参照することもできます。さらにゼロアグリはSNSとの連携機能で、「モノとヒト」のネットワーキングから生産性を飛躍的に向上できるよう農業の革新を目指します。

【本件に関するお問合せ】
株式会社ルートレック・ネットワークス マーケティング・広報 猪股・中島
TEL: 044-819-4711 E-mail: mktg@routrek.co.jp

※記載されている会社名、製品名などの固有名詞は、各社の登録商標または商標です。

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