ゼロアグリ
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養液土耕とは

養液土耕栽培法とは

養液土耕の歴史は長く、イスラエルの水理技術者シムハ・ブラスが点滴かん水の着想を得たのは1930年代初期。1960年代に入り、プラスチック性のチューブが普及し実用化されることで、乾燥地帯での農業に革新をもたらしました。
乾燥地帯において水は貴重なもの。少量の水で、いかに効率よく生育を促すかという考えのもとに考案された栽培方法でした。土に浸透するスピードで、少量ずつチューブの穴よりポタポタと垂らす点滴かん水は、節水のみならず、生育をも改善することが明らかになりました。現在では水と肥料とを合わせた培養液を供給することで(養液土耕栽培)、慣行栽培と比較すると、水・肥料の軽減のみならず、収量、品質ともに向上しています。

土+養液栽培

培地に土を使用し、土本来が持つ良さを活かしながら、養液栽培の手法を取り入れます。ただし基肥は使用しないため、過剰施肥による土壌・水質の汚染を軽減できます。

点滴チューブから水と肥料を供給

生育段階に応じて、必要な肥料と水を液肥混入器より点滴チューブを通して供給します。土に浸透する緩やかな速度でかん水施肥を行うことにより、定植直後の苗にストレスをかけることなく、水・酸素・肥料をバランスよく与えることができます。これにより、活性の高い根が多く発生します。

養液土耕の利点

1. 収量増加、品質の安定化

液肥混入器とつながった点滴チューブは、圃場内に張り巡らされているため、圃場内のどの場所でも、水分と養分を均一に供給することができます。これにより、生育が揃い、収量も増加します。
さらにゼロアグリでは、1台最大6区画をそれぞれ管理し、培養液を供給することができます。圃場内は、場所によって土壌水分量が異なるため、各区画に配置されたセンサーからの情報を確認し、ゼロアグリが自動で各区画に適した量の培養液を供給いたします。これにより、定植時期の異なる作物への対応も可能です。

2. かん水と施肥に関わる作業時間を大幅に軽減

基肥を使わない養液土耕栽培は、水と肥料を合わせた培養液供給を自動で行うため、慣行栽培と比較し、作業時間が大幅に軽減されます。しかしながら、従来の養液土耕栽培システムはタイマー式のために、かん水量と施肥量およびそのタイミングを、日々の天気や生長段階に応じて、生産者がその都度タイマー設定を行わなくてはならないという煩雑な点が敬遠されていました。
ゼロアグリでは、作物の成長に合わせた必要な量の培養液を、センサー情報により自動で判断し、適切な時間に点滴チューブより自動供給します。これらにより、かん水と施肥の作業時間は大幅に軽減され、規模拡大が可能となりました。

3. 土壌水分ストレスを起こさない

農作業の繁忙期は、1日置きに大量のかん水を行ったり、3~4日かん水をしない事も多々あります。しかし、これでは、かん水直後は水分過剰となり、土壌は酸欠状態となり、また水と肥料の溶脱へともつながります。一方、かん水を怠っている期間は、逆に水分不足となります。これらは、ともに作物へのストレスとなり、品質や収量に影響します。
これらを解決したのが点滴かん水です。点滴チューブより少量の水をポタポタと落とし、常に最適な土壌水分状態に近づけることにより、土を固めず、酸素を逃しません。これは、作物にとって非常に大切です。
さらにゼロアグリでは、点滴かん水のメリットを最大限に引き出します。土壌センサー情報を元に、土壌の水分値を最適に保つために、培養液供給の自動制御を行い、水分ストレスを起こすことなく、培養液が根から無駄なく吸収されます。

4. 除草作業、防除作業の軽減

根域以外にはかん水しないため、雑草の発生を抑えられ除草作業が軽減されます。また、ハウス内の湿度も低く抑えることができるので、病気の発生が少なくなり防除作業の軽減へともつながります。

各栽培方法の特徴

慣行栽培 養液土耕栽培
手動(タイマー式)
かん水量
  • 週に何度か大量にかん水
  • 量は、経験と勘による根への水分ストレスが高い
  • 毎日、少量
  • 毎日の天気への対応、成長段階によって量を決める。
  • 煩雑かつ多めのかん水となりやすい
かん水作業
  • 手作業
  • タイマー設定で、自動的にかん水
基肥
  • 圃場全体に必要
  • なし
施肥作業
  • 手作業
  • 経験と勘による量決め
  • 過剰な施肥となることが多く、肥料代もかかり環境汚染へとつながる
  • タイマー設定で自動的に施肥
施肥効率
  • 低い
  • やや高い
塩類集積
  • あり
  • 起こしにくい
生育状態
  • 生育のばらつきが生じやすいため、選別作業も多く、収量減と品質低下をまねきやすい
  • 生育がある程度揃う
  • 収穫作業を軽減でき、収量増加と品質向上が見込まれる
収量
  • その時々によりばらつきが生じる
  • 養液土耕の経験が浅いと、タイマー制御がうまくできず、慣行栽培より収量がおちるリスクあり。
その他
  • 天気や、経験と勘に左右されやすい。
  • 定期的に栄養診断を行う必要がある。これにより施肥量を定める。
養液土耕栽培
ゼロアグリ(全自動化)
かん水量
  • 日射センサーと土壌センサーからの情報をもとに、最適なかん水施肥を実行。
  • 節水栽培
かん水作業
  • 全自動
  • 量の設定変更を行う場合は、タブレット端末より操作可能
基肥
  • なし
施肥作業
  • 全自動
  • 減肥が可能で、作物へのストレスが最小
  • 量の設定変更を行う場合は、タブレット端末より操作可能
塩類集積
  • 低い
塩類集積
  • 起こしにくい
生育状態
  • 生育が揃う。
  • 収穫作業は軽減でき、収量増加と品質向上へとつながる
収量
  • 養液土耕経験の有無にかかわらず、収量増加が見込まれる。
  • 新規農業参入者でも、収量を得ることができる。
その他
  • 常にゼロアグリが作物の成長に最適な培養液濃度を計算しかん水施肥を実行。ただし、タブレット端末より量を変更することができるため、経験と勘を反映することも可能。