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農業×ITで農家の課題解決を図る「できる.agri」プロジェクト開始~川崎市、マイクロソフトら9社・団体で実行委員会を結成、啓発活動を展開~

2017年8月29日 更新    

アグリテック企業である株式会社ルートレック・ネットワークス(本社:神奈川県川崎市、代表取締役:佐々木伸一、以下 ルートレック)はこの度、ITを活用した農業の新しい姿を紹介することで、農業および生産者が抱える課題をITの力で解決するための取り組み「できる.agri」(できるドットアグリ)プロジェクトを開始いたします。

本プロジェクトは、ルートレックを含む4社・団体を発起人とし、ほか5つの自治体・企業を賛同者として迎えて結成された「できる.agri プロジェクト」実行委員会を運営主体としており、実際に現場でITを活用して課題解決に取り組む農家の方々や、ITソリューションの提供に取り組む企業キーマンの方々の事例をオンライン/オフラインの両方を通じて、農家の方々に届けてまいります。(プロジェクトサイトURL : https://dekiru-agri.jp/)その他、「できる.agri」発起人ならびに賛同者による、セミナー、勉強会、座談会等を開催し、「農業 × IT」のさまざまな可能性を生産者の皆様とともに考えていく場を設けます。

ルートレックは本プロジェクトを通じて、農業におけるIT利活用の一層の促進を目指してまいります。

【できる.agriプロジェクト開始の想い】
日本の食を支える根幹、そして地域社会を支えてきた農業。
その農業がいま、危機に瀕しています。

「休みが取れない」「収入が安定しない」「体力的にきつい」など
さまざまな不安や悩みが、「担い手がいない」「地域社会を維持できない」というさらなる問題に。

農業の多種多様な問題を変える可能性を秘めた「IT」の力。
IoT、クラウドなどのインフラからEC、クラウドファンディングなどのサービスまで。

ITとの融合の仕方は、あなた次第。
ITにより、農業にパラダイムシフトを起こし農業の課題を解決すること、それが私たちの願いです。

【本プロジェクトで取り組むこと】
 本プロジェクトは「ITで農業の“できる”をもっと。」というコンセプトの下に、さまざまな立場の企業・団体より賛同をいただき、運営を開始することができました。実行委員会に参加いただいた各社とともに、下記の活動を展開してまいります。

1) Webコンテンツ「できる.agri」の展開
 ITの活用や六次産業化などに挑戦している農家の方々をモデル事例として紹介、これから挑戦してみたいと考えているけれども「何をすれば/どこから始めようか」と考えている方々にとって役に立つコンテンツをオンライン上で展開します。(https://dekiru-agri.jp/

2) オフラインでの「できる.agriキャラバン」の展開
モデル事例としてWebに登場いただいた/登場いただく農家さんと実行委員会のメンバーで、全国の農家の方々へサポート・キャラバンを展開します。キャラバンでは事例の紹介だけではなく、同じ農家さん同士だからこそ共感できる悩みや、具体的なノウハウを相談できるコンテンツも提供してまいります。

※本プロジェクトでは、賛同企業・団体および「記事取材先、キャラバン訪問先を随時募集いたしております。下記お問合せフォームよりご連絡を頂戴できますと幸いです。

【ルートレックの次世代養液土耕システム 「ゼロアグリ」について】
ルートレックが開発・販売している、次世代養液土耕システム「ゼロアグリ」は、作物の成長に合わせて必要な量のかん水施肥を自律的に供給します。肥培管理のために何十年も積み上げられた「経験と勘」を、「ゼロアグリ」が数値化し自動制御することで、節水と減肥を行うと同時に収量拡大・品質向上をも実現できます。「ゼロアグリ」による土壌環境制御は、新規就農者が熟練農家並みの収量を実現でき、熟練農家でも約30%の収量拡大と品質安定化を実現しています。また、かん水・施肥のための労働時間を大幅に削減できることにより栽培規模の拡大も実現しております。「ゼロアグリ」は現在日本ならびにアジアで60台以上が稼働中です。

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